瀬戸大橋
瀬戸大橋は、岡山県倉敷市と香川県坂出市を繋ぐ巨大なつり橋です。本州と四国を繋ぐ橋の内、唯一電車が通っていて、世界最長の鉄道道路併用橋としても有名です。
瀬戸内海の美しい青い海に、純白で強大な構造物が架かっている景色は圧巻です。瀬戸大橋周辺では、美しい景色が見える場所がたくさんあります。その一部を紹介します。
・瀬戸大橋記念公園
・瀬戸大橋タワー
・沙弥ナカンダ浜
・JR瀬戸大橋線
・与島PA
・瀬戸大橋記念公園
香川県側の橋のふもとには、瀬戸大橋記念公園があります。きれいに整備された広い公園で、休日には多くの家族ずれで賑わいます。そして、瀬戸大橋をすぐ近くで見れる場所でもあります。
近くには広い駐車場があるので車で向かいましょう。すぐ近くにJR線が通っていますが、駅はないので車で行くのがいいです。公園内で最も目立つのが、まっすぐ上に伸びる展望タワーです。このタワーについては、次の項で紹介します。
駐車場から上を見上げると、橋を下から見ることができます。なかなか見れないアングルですね。鉄骨が規則正しく並び、なめらかな曲線を描いているのが美しいです。
公園内を海沿いまで歩いて行くと、橋が本州側に繋がっていくのが見えます。青い空と海の間をかき分けるように、一直線に走っています。巨大すぎて遠近感が狂いそうです。
公園はかなり広大で、園内には多数の施設があります。瀬戸大橋に関する展示が行われている瀬戸大橋記念館や、子供が遊べる遊具、石と水を使ったアート作品などがあり、大人も子供も楽しめます。
瀬戸大橋記念館の屋上部分が展望台のようになっているので、行ってみましょう。石階段を上り、建物4階分の高さまで登ります。公園中央の大通りが一望できます。
園内にあるアート作品や、本州側に伸びる瀬戸大橋もよく見えます。
噴水や芝生の広い公園などもあり、小さい子供にとっては絶好の遊び場です。
・瀬戸大橋タワー
公園内でひときわ目立つのが、地上108mもある瀬戸大橋タワーです。タワーには円盤状の展望台がついていて、回転しながら頂上まで移動し、高所から周囲の景色を楽しめます。白い柱がまっすぐ青空に伸びる姿は遠くから見るだけでも美しいですね。
タワーの地上部分は、カフェなどが併設する建物になっています。15分間隔ぐらいで上下しているので、建物内でチケットを買ったらタイミングのいい便に乗りましょう。
展望台の店員は100人で、円形に席がずらっと並んでいます。前面には視界を邪魔しないように大きな窓があり、地上にいる時点で、海と橋のいい景色が見れました。
展望台が回転しながらゆっくりと上昇し始めました。どんどん視界が高くなっていいます。橋や公園が遠くまで見渡せます。近くの沙弥ナカンダ浜も見えますね。白い砂浜と、青緑の海が美しいです。
かなり上の方までやってきました。橋がずっと下に見えます。ここからだと公園も小さく見えますね。
遠くの石油工場や、讃岐の山々まで見渡せます。
ついに頂上までやってきました。ここで3回転します。瀬戸大橋が本州までつながっているのがよく見えます。海の深い青と、空の明るい青色を突っ切るように、白い橋がまっすぐ走っています。瀬戸内海の絶景が大パノラマで楽しめます。
地上から頂上までの様子を動画にまとめたので、見てみてください。
・沙弥(しゃみ)ナカンダ浜
瀬戸大橋のすぐ近くにある、きれいな砂浜です。潮騒と共に、美しい海と瀬戸大橋の絶景が楽しめます。
近くに駐車場があるので、車はそこに停めましょう。途中、細い道を通りますので注意して運転してください。
海岸まで歩いて行くと、さっそく瀬戸大橋の絶景が広がっています。
人はあまりいないので、穴場スポットという感じで、のんびり景色を楽しめます。
海がとても綺麗で、砂浜に波が打ち付ける様子に癒されます。先ほど紹介した、瀬戸大橋タワーや、瀬戸大橋記念館も見えます。
・JR瀬戸大橋線
ぜひ味わっていただきたいのが、車窓から楽しむ瀬戸大橋です。JR瀬戸大橋線は、唯一本州と四国を繋ぐ橋です。瀬戸大橋の上部分は自動車道になっていますが、その下の部分には電車が通っています。橋のトラス構造の中を通ります。
瀬戸大橋自体が高いので、上から瀬戸内の海や島々の景色を、車窓から楽しめます。また、橋脚や鉄骨が通り過ぎていく様子もワクワクします。本州側から四国に向かうときの動画を取ったので、見てみてください。
・与島PA
瀬戸大橋の中央部分には、与島PAがあります。瀬戸内海に浮かぶ与島が、瀬戸大橋の中継地点となっていて、高速の途中で降りることができます。PAとはいっても、広い駐車場と売店や飲食店など、施設は充実しています。
そして、与島からも瀬戸大橋の景色を楽しめます。巨大な橋がずっと先まで続き、四国側まで伸びているのが見えます。巨大な橋脚がいくつも空に伸びている様子に圧倒されます。