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​山と海がぶつかる荒々しい絶景と、豊かな自然が見られる室戸阿南海岸に行ってきました。

徳島県の南東部、太平洋に面する海沿いの地域は国定公園に指定されています。複雑に入り組んだリアス式海岸が続き、切り立った崖の合間に点在する砂浜では、ウミガメの産卵が見られます。変化に富んだ大自然の景色と、水平線のかなたまで続く美しい海の青色は絶景です。

阿南海岸 観光マップ

​今回は徳島の阿南海岸の中で、以下のスポットを紹介します。

阿南海岸から南下すると、高知の室戸岬に続きます。室戸岬については、こちらにまとめています。

​徳島ICで高速を降りて海沿いの国道を1時間ほど車で走ると道の駅 日和佐に到着します。車が60台ほど停めれる広い駐車場があります。JR日和佐駅が同じ敷地内にあるので、電車でもアクセス可能です。

物産館や産直館、足湯館もあり、施設は充実しています。

アンカー 1
道の駅 日和佐

観光案内のパンフレットや看板もたくさんあるので、阿南海岸の観光の拠点になります。​​駐車場からは日和佐城薬王寺が見えます。ここから徒歩圏内に観光スポットが集まっています。

日和佐城
薬王寺

道の駅から車で5分ほどで、ウミガメの産卵地として有名な大浜海岸に到着します。

​すぐ近くに、うみがめ博物館カレッタがあり、横に駐車場があるので車はそこに停めましょう。

大浜海岸 駐車場
アンカー 2

​大浜海岸の看板の向こうには、美しい海が水平線のかなたまで続いています。南国を感じるいい雰囲気です。日本の渚百選にも選ばれているそうです。

大浜海岸 日本の渚百選

​砂浜は円弧上になっていて、右にも左にも美しい海が広がっています。遠くにはリアス式海岸特有の荒々しい海岸線が見えますね。砂浜には、無数の足跡がありました。人間のに混じって、もしかしたらウミガメの足跡があるのかもしれません。

大浜海岸
大浜海岸

​せっかくなので、波の打ち寄せる映像を載せておきます。

海岸の左端には、展望台に続く階段があります。険しそうな道ですが行ってみましょう。

大浜海岸 展望台への階段

​高い位置からだとより遠くまで海が見渡せます。遠浅なのか、結構遠くまで淡い緑色が続いてますね。

大浜海岸 展望台から
大浜海岸 展望台から

​展望台の場所には恋人岬という名前がついています。この日は風が強く、白波を立てて波が打ち寄せています。

IMG_0589.JPG

​展望台から降りて、海岸のすぐ近くまで行ってみましょう。波がかなり強くなってきました。せっかくなので、映像で波の音と迫力を体感してもらおうと思います。波がかなり迫ってくるので、津波が苦手な方は閲覧注意でお願いします。

​展望台の反対側には、小さな島と防波堤があります。近づいてみると小島には鳥居がありました。立島神社というらしいです。残念ながら船でないと渡れないので、限界まで近づいて撮りました。

大浜海岸 立島神社
大浜海岸 立島神社

​今回は時期が早かったのですが、5月~8月の間には、アオウミガメが産卵に来るらしいです。ぜひ一度、生で見てみたいものです。

​大浜海岸から車で5分ほどで、海の浸食で大岩に貫通穴が空いた恵比須洞があります。​道沿いに小さいスペースがあるので車はそこに停めれます。

IMG_0623.JPG
アンカー 3

​さっきまでいた大浜海岸が見えました。きれいな海が見えます。

狭い遊歩道を通って、穴の開いた場所まで歩きます。遊歩道はかなり険しい岩場に作られているので足元に注意してください。

大浜海岸 恵比須洞から
恵比須洞 遊歩道

​洞窟の正面までくると、確かに孔が貫通していて、向こうの海が見えます。自然にできたとは思えない不思議な地形ですね。当然、この孔には激しく波が打ち付けてきます。

恵比須洞

​洞窟の上は展望台になっています。めちゃめちゃいい眺めです。さまざまな青色を見せる海と、ごつごつした海岸線がぶつかり、ところどころで白波が立っています。太平洋の雄大さを感じます。

恵比須洞 展望台から
恵比須洞 展望台から
アンカー 4

南阿波サンラインは、海岸沿いの険しい山道を走る全長14kmの無料道路です。山の中のグネグネした道路ですが、両側二車線の車で走りやすい道です。高い位置から荒々しい海岸と雄大な海が望めます。途中、四つの展望台があるので立ち寄ってみましょう。

​〇第一展望台

​南阿波サンライン走り始めて数分で、第一展望台があります。

南阿波サンライン 第一展望台 駐車場

​展望台の周りの視界は開けていて、目の前に太平洋が広がります。見渡す限り、吸い込まれそうな青色です。

南阿波サンライン 第一展望台
南阿波サンライン 第一展望台

​〇第二展望台

​次は第二展望台です。四月中旬ですが、まだ桜が咲いていました。青空もきれいです。

南阿波サンライン 第二展望台 桜

​眼下に見える海岸では、岩肌に波が打ち付けて、激しく白波が立っています。

南阿波サンライン 第二展望台

〇​第三展望台

ここは入口が分かりにくく、一回通り過ぎてしまいました。海まで距離があるので木々に囲まれて視界が悪いですが、切り立った海岸が見えます。

南阿波サンライン 第三展望台

​〇第四展望台

ヤシの木が南国を感じさせます。展望台の目の前が開けているので、視界いっぱいに海が見えます。遠くに小島もたくさんありました。

南阿波サンライン 第四展望台 駐車場

​海と青空と島々が織りなす景色が美しいです。

南阿波サンライン 第四展望台
南阿波サンライン 第四展望台

これで一通りサンラインを堪能しました。途中海岸に降りる道がいくつかあるので、見に行っても楽しそうです。

大自然が作り出す絶景を楽しめるいい場所でした。今度はぜひ、ウミガメの姿を見てみたいものです。

​引き続き、室戸岬の紹介ページもご覧ください。

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