脇城の城下町として栄えた地域で、江戸時代には藍の集散地として栄えました。すぐそばを吉野川が流れます。
今でも、江戸時代のうだつの街並みが保存され、古民家風のおしゃれな飲食店もあります。また、道の駅 藍ランドうだつでは、地元の特産品やお土産が売られています。
車で行った際には、道の駅 藍ランドうだつの駐車場を利用しましょう。無料駐車場で40台ほど停められます。休日には混雑することもありますが、警備員さんが誘導してくれます。私は日曜日に行きましたが、満車で10分ほど待ちました。
駐車場からは、歩いてうだつの町並みを目指します。途中で、芝生の生えた空間に、木造の小舟が設置されていました。昔はこの辺りに吉野川が流れていて、船で藍を運搬していたそうです。
青い看板に従って、うだつの町並みや、道の駅に向かいます。
うだつの町並みと呼ばれる通りでは、85棟の伝統的な建築物が立ち並んでいます。白壁と、木造の柱と、瓦屋根が江戸自体の雰囲気を感じさせます。ずっと奥までこの街並みが続いています。タイムスリップしたようですね。
一つ一つの建物に個性があって面白いです。
時々、おしゃれなカフェが入っています。ふらっと見つけたお店でまったりするのもいいですね。
街並みの中には、井戸や洋風の建築物などもあります。
道の駅の拠点は、飲食やお土産が楽しめる藍蔵です。昔の藍の保管庫だった蔵を改装した建物で、白壁の個性的な外観です。一階がお土産屋さん、二階がカフェスペースになっています。
街並みを楽しんだ後は、藍蔵で休憩しましょう。
脇町の隣の美馬町は、竹で作る和傘が有名な地域でした。今では和傘を作る工房も少なくなってしまいました。
道の駅では、和傘をモチーフにしたアート作品が展示されていて、きれいだったので写真におさめました。
江戸時代の情緒と、おしゃれなカフェを楽しめる場所です。