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バスは細い山道を通ります。 人と車がすれ違えないぐらいの道がずっと続きます。 多分、バス以外通らないのでしょう、木々が生い茂ってバスの車体をこすっていきます。 バスの年季の入り方にも納得です。 まるでアトラクションのようなバス移動です。

近くまでくると、バスを降りて洞窟の入口まで徒歩で向かいます。 急な階段を登っていると、所々に鬼の看板やオブジェが設置されています。
オニノコ瓦プロジェクト と言って、県内の学生さんたちが作った鬼の顔をした瓦が洞窟内に展示されているので、合わせて楽しめます。


いよいよ洞窟の中に入っていきます。 入口は狭いですが、洞窟の中は結構広いです。 人工的に作られた洞窟らしく、鬼が住んでいたという伝説が残されています。


繁忙期でなければ、ガイドのおじさんが一緒に来て案内してくれます。 薄暗い洞窟内では、オニノコ瓦がたくさん展示されていて、ライトアップされた様子がかっこいいです。 分岐しながらどんどん奥へ進んでいきます。
ガイドのおじさんの話が上手で、漫談を聞いているようでめちゃくちゃ面白いです。 桃太郎伝説の話や、この洞窟が発見された経緯などを紹介しつつ、最後は必ずオチをつけて話してくれます。
