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​マイントピア別子

​かつて日本有数の銅の採掘場所だった別子銅山の跡地が、観光地となっています。範囲はかなり広く、一番のメインは平地に近い道の駅 マイントピア別子です。レジャー施設や飲食店の他、過去の資料や遺跡が見られる場所です。

少し山を登ったところには、地中の坑道を利用して昔の様子を再現した鉱山坑道があります。ここには専用の観光列車を使っていきましょう。さらに11lmほど山を登ると、東平(とうなる)という産業遺産が保存されたエリアがあります。(残念ながら2023年3月末まで、落石により通行止めです。→詳しくはこちら)

​別子銅山の歴史については、こちらのサイトで詳しく解説されています。

別子銅山 マップ.jpg

新居浜ICを降りてから20分ほど山道を登ると、道の駅 マイントピア別子に着きます。道幅も広く、通りやすい山道です。この一帯は、昔は端出場(はでば)と呼ばれ、閉山の直前まで採掘が行われていた場所です。

​駐車場は広々としていて停めやすいです。私は本館の近くの駐車場に停めました。レンガ調の茶色いおしゃれな建物です。この建物に多くの施設が入っています。

マイントピア別子 駐車場
マイントピア別子 駐車場

​正面入り口から本館に入っていきましょう。大きくてきれいな建物です。館内には、レストランや売店、温泉や子供が遊べるスペースもあります。斜面に建てられた建物なので、まっすぐ上の階に上がれる分けてはなく、ちょっと迷いました。

マイントピア別子 本館入口
マイントピア別子 本館 館内マップ

今回は小さい子供を連れていたので、4Fにあるあかがねキッズパークに行ってみました。

いろいろなおもちゃが自由に使えます。おもちゃだけではなく、やわらかいマットや広いボールプールなど、体を動かして遊べる施設が充実していました。

​小さい子供には、2歳以下限定で遊べるベビーエリアがあります。激しく動く年上の子たちに邪魔されることなる遊べます。おもちゃは舐めたり口に入れたりは禁止なので、注意してみてあげてください。

施設の外には、芝生公園やバーベキュー、砂金採りを体験できる施設もあります。

​さらに、この施設から専用の列車に乗って、観光坑道の見学をすることもできます。地下の坑道の中で、昔の様子が再現されていたり、昔の作業を体験出来たりします。列車は20分おきに出ているので、好きな時間帯で乗ることができます。

別子銅山 鉱山観光

本館の周りには、昔の遺跡が多数あります。そのうちの一つが、端出場貯鉱庫跡です。昔、鉱石を貯めておくのに使われていた施設です。石を積み上げて作られた巨大な壁に圧倒されます。

別子銅山 端出場貯鉱庫跡
別子銅山 端出場貯鉱庫跡

​駐車場からは、川を挟んだ向かい側に旧端出場水力発電所が見えます。赤レンガで作られた西洋風の重厚な建物です。別子銅山の機械化を加速させ、採掘の効率を高めるのに大きく貢献した設備です。駐車場を降りた遊歩道から見ると、崖ギリギリに建っているのが分かります。

別子銅山 旧端出場水力発電所
別子銅山 旧端出場水力発電所

最後に、飲食を紹介しておきます。本館2Fにあるレストラン もりの風を利用しました。

西条名物の芋炊きと、かつ丼を注文しました。

芋炊きのだしには鶏の旨味が十分に出ていて、ねっとりと柔らかいサトイモによく合います。エビや鶏肉など具沢山で、鍋のそこにはうどんも入っています。小鉢や和菓子もあって充実していました。

​かつ丼はボリュームたっぷりです。青のりがかかった和風の味付けで大満足でした。

​小さい子供用の椅子があり、皿やスプーンも出してくれました。

もりの風 かつ丼
もりの風 芋炊き

​本当は、東洋のマチュピチュともいわれる東平に行きたかったのですが、落石で今は行けません。自家用車でも行けますが、かなり狭い道のようなのでツアーバスがお勧めのようです。道路が復旧したらぜひ行きたいですね。

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