足摺海洋館SATOUMI
まず現れるのは、足摺の原生林を再現したゾーンです。植物がリアルに再現されていて、まるでジャングルのようです。ここでは、爬虫類や川魚、カワウソなどを見ることができます。このゾーンは2Fまで続きます。
次に出てくるのは、ウミガメです。竜串周辺の砂浜では、ウミガメの産卵が見られるそうです。
水槽を泳いでいる姿は、まるで空を飛んでいるようです。
次はメインの展示ともいえる竜串湾大水槽です。
竜串の海を再現した巨大水槽は、2Fから1Fまでつながっていて、上からも下からも見ることができます。サンゴや熱帯魚が多数展示されていて、その迫力に圧倒されます。
この先には、期間限定の展示や、太平洋の魚、深海の魚などを見れる展示があります。
魚が泳いでいる姿を下から見れたり、魚群が渦を巻いている姿を見れたりと、個性的な展示がたくさんありました。
他では見れないような工夫がたくさんされていて、大人も子供も楽しめる水族館でした。
桜浜遊歩道
足摺海洋館周辺は美しい桜浜が広がっています。そして、海岸沿いには遊歩道が伸びています。
GW中の今日は、遊歩道のすぐ脇に出店がたくさん出ていました。多くの人で賑わっています。
遊歩道は、足摺海底館までつながっています。
海洋館からは歩いて10分ぐらいで着くそうなので、遊歩道を歩いてみましょう。
遊歩道の途中には、子供が遊べる遊具や、グラスボード(海中観光船)などもあります。時間に余裕があるときは寄ってみてください。
進んで行くと、両側の岩が迫ってきて、道が狭くなってきます。岩の上を飛び移りながら楽しんでいる子供たちがたくさんいましたが、くれずれも気を付けてくださいね。
時折振り返ると、美しい砂浜の景色が見えます。
足摺海底館
足摺海底館は、竜串のリアルな海が体験できる施設です。
海上に浮かんでいるように見える建物は、実は海底まで続いています。
建物の海中に沈んだ部分は、周囲が丸窓に囲まれ、そこから海の中の様子が鑑賞できるようになっています。熱帯魚やサンゴのリアルな様子が手軽に楽しめる全国的にも珍しい施設です。
橋を渡って、建物の中に入ります。建物の海上部分にも丸窓があって、渡ってきた橋が見えます。また、竜串の美しい海岸もここからよく見えます。
チケットを渡したら、長いらせん階段をひたすら降りていきます。下に行くにつれて、気温が低くなっていくのが分かります。
下までたどり着きました。円形になったこのフロアは、周囲にいくつもの丸い窓がついています。窓一枚を隔てて、海中の様子がよく見え、岩や熱帯魚、サンゴ、運が良ければウミガメなども観察できます。見る窓によって見える景色が違っていて、自然の様子がリアルタイムで見えるので、飽きることがありません。
リアルな海中の様子を気軽に楽しめる、珍しい施設でした。