荘内半島の付け根に、瀬戸内海の絶景が眺められるスポットとして有名な 紫雲出山(しうでやま) があります。 山の頂上に桜がたくさん植えられていて、春には桜と瀬戸内の穏やかな海が同時に見られます。シーズン中は非常に混雑するので、車で行く場合は事前予約が必要になります。

車で訪れる場合はネットで事前予約を行いましょう。→こちら
日付と時間帯を選択して、クレジットで支払いを済ませれば予約完了の通知が届くので、当日の受付で通知を提示します。チケットには限りがあり(おそらく60枚ぐらい)、土日の分はすぐに売り切れるので注意してくださいね。

当日は、山に登る30分前から受付が始まります。集合場所は近くの大浜漁港です。近くまでくると看板が出ていて、係の人が誘導してくれます。
誘導に従って、整列して車を駐車していきます。平日でしたが、他県からもたくさんの車が来ていました。目の前に見えるのが紫雲出山です。桜の桃色が遠くからうっすら確認できます。

係の人が順番に回ってくるので受付を済ませます。入山許可証のようなものを渡されるので、外から見える位置に置いておきましょう。時間になると車で一列に連なって登山口を目指します。シーズン中は山道が一方通行になるので、すれ違いなく移動できます。時々、徒歩で登っている人もいました。歩きなら予約は不要です。
10分ぐらいで第一駐車場に到着しました。駐車場の周りにも多くの桜が咲いています。桜の向こうには、瀬戸内の青い海が見えます。


まずは頂上ではなく、第二駐車場に向かいました。鋭角に張り出したような地形になっていて、周囲を大きな桜の木が囲んでいます。空と海の青をバックに、淡いピンク色がきれいに映えます。瀬戸内の多島美も一緒に味わえます。


ここからメインの頂上を目指します。坂道を15分ほど歩きます。
広く伸びた枝が歩道に覆いかぶさって、さくらのトンネルを形作っています。上に行けば行くほど、桜の木が大きくなってくる気がします。





また海が見えてきました。遠くのかなたまで見渡せます。歩道は何本かに枝分かれしているので、時間があれば全部の道を通ってみましょう。
頂上には展望台がります。やはり一番眺めがいいです。満開の桜を上から見渡せ、その先には瀬戸内の穏やかな海が広がります。二つの絶景を同時に味わえるのは、日本でも有数でしょう。

6月にはきれいなアジサイが楽しめます。詳しくは、紫雲出山のあじさいを見てください。