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​善通寺

善通寺は弘法大師(空海)生誕の地に建てられた寺院です。四国八十八箇所霊山の一つで、西院と東院に分かれています。案内図にある通り、広大な敷地内には立派な寺院が立ち並びます。

善通寺 マップ

​西院は誕生院、東院は伽藍とも呼ばれ、通路でつながっています。誕生院の西側に駐車場があります。

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​駐車場は350台あるので広々停めれます。普通車は300円です。ここからまずは誕生院に向かいました。間には石造りの済世橋(さいせいばし)がかかっていて、撮影スポットになっています。

善通寺 駐車場
善通寺 済世橋

​誕生院は、御影堂(みえどう)を中心に、いくつもの立派な寺院が立ち並びます。広々通してきれいに整備された境内です。御影堂では、地下に作られた真っ暗な100mの通路をめぐる「戒壇巡り」を体験できます。

遍照閣(へんじょうかく)という施設では、四国八十八箇所お砂踏み道場というものを体験できます。八十八霊場の砂をこの一か所に集め、四国を巡らなくても手軽にお遍路さんを達成できるというものです。

誕生院 境内
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​仁王門を出て、東側の伽藍に向かいます。石造りの廿日橋を渡って歩いてすぐです。間の道は石畳になっていて、出店が出ていました。

廿日橋

​伽藍の敷地内に入ってしばらく進むと、金堂(こんどう)に到着します。善通寺の本尊である薬師如来が居る場所です。簡素ながらも、歴史の重みを感じる作りです。

金堂

​さらに奥に進むと、広い場所に出ます。向こうには釈迦堂と五重塔が見えます。どちらも巨大な木造建築ですね。

釈迦堂と五重塔

​五重塔は高さが43メートルもあるそうです。近くでみるとその大きさに圧倒されます。3月上旬でしたが近くに梅の花が咲いていました。写真には写っていないのですが、五重塔の右側には巨大なクスノキが二本あります。大楠と呼ばれ、樹齢は千数百年にもなるそうです。幹の太さといい、横に大きく広がった葉といい、とてつもない迫力でした。

善通寺 五重塔
善通寺 五重塔 大楠

善通寺の見どころは境内だけにとどまりません。近くには他の四国八十八箇所霊場や、正一位稲荷大明神をはじめとする神社などが多数あります。面白かったのは、一番東の赤門を出た先にある、乳薬師をまつった場所です。拝むと母乳の出がよくなるといわれていて、おっぱい絵馬というものが人気だそうです。→赤門七佛薬師

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