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牧野植物園

牧野植物園は、高知県出身の牧野富太郎博士にちなんで作られた、四国唯一の植物園です。

​五台山に作られたこの施設は、時代とともに拡張され、今では敷地面積8ha、植物の種類は3000種類以上です。

​季節によって様々な植物の姿を楽しめるのですが、今回は桜の季節に訪れました。

牧野植物園 マップ

五台山を上ったところにあり、180台以上の無料の駐車場があります。休日の昼過ぎに行ったのですが、空き待ちの車渋滞ができていました。人気スポットのようです。

駐車場を降りて正門まで歩き、そこで入園料を払います。

園内はとても広くかなり高低差のある地形で、どこから見ていいか迷います。メインの通りがあるので、それに従って順番に見ていくことにしました。

​まずは、こんこん広場に向かいました。カラフルな花々が丘の斜面を埋め尽くし、イルミネーションのように色鮮やかです。

牧野植物園 こんこん広場
牧野植物園 こんこん広場

​次は、長い回廊を下って展示館に行きました。植物の展示に加え、カフェや図書館も入っています。

展示館の裏側には、さくら・つつじ園があります。3月末で桜がちょうど満開でした。植物園だけあって、普通は見られないような珍しい種類の桜が見られます。品種名を書いた札を見ながら巡るのも楽しいです。

牧野植物園 さくら・つつじ園
牧野植物園 さくら・つつじ園
牧野植物園 さくら・つつじ園

長い連絡道を下っていくと、牧野富太郎像が見えてきます。像の周りには、小川や小道が複雑に入り組んでいて、所々に小柄な桜や桃が数多く咲いています。ここでも珍しい品種がたくさんあります。

源平桃と呼ばれる品種は、一本の木の中で白い花が赤い花が混在しています。面白いですよね。この木はだいぶ源氏が優勢のようです。

牧野植物園 源平桃

枝垂桜も満開でした。きれいに手入れされていて、周囲に大きく花を広げています。写真を撮る順番待ちが出来ていました。芸術作品のように美しいです。

牧野植物園 枝垂桜

迷路のような小道を通って、温室までたどり着きました。熱帯の植物が多数育てられています。

​入口では、ツタ系の植物が壁を覆っていて、日光に照らされて美しい緑色が見えます。入り組んだ室内には所狭しと植物が生い茂っていて、ほんとにジャングルに来たようでした。

牧野植物園 温室 入口

広大な敷地を有する牧野植物園は、正直一回だけでは周り切れません。また、季節によって全く違う景色を見せてくれます。ぜひ、違うシーズンにまた来たいと思います。

​山の斜面に作られた施設なので、常に坂道を移動することになります。歩きやすい格好で行きましょう。

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