


道の駅から車で5分ほどで、ウミガメの産卵地として有名な大浜海岸に到着します。
すぐ近くに、うみがめ博物館カレッタがあり、横に駐車場があるので車はそこに停めましょう。

大浜海岸の看板の向こうには、美しい海が水平線のかなたまで続いています。南国を感じるいい雰囲気です。日本の渚百選にも選ばれているそうです。

砂浜は円弧上になっていて、右にも左にも美しい海が広がっています。遠くにはリアス式海岸特有の荒々しい海岸線が見えますね。砂浜には、無数の足跡がありました。人間のに混じって、もしかしたらウミガメの足跡があるのかもしれません。


せっかくなので、波の打ち寄せる映像を載せておきます。
海岸の左端には、展望台に続く階段があります。険しそうな道ですが行ってみましょう。

高い位置からだとより遠くまで海が見渡せます。遠浅なのか、結構遠くまで淡い緑色が続いてますね。


展望台の場所には恋人岬という名前がついています。この日は風が強く、白波を立てて波が打ち寄せています。

展望台から降りて、海岸のすぐ近くまで行ってみましょう。波がかなり強くなってきました。せっかくなので、映像で波の音と迫力を体感してもらおうと思います。波がかなり迫ってくるので、津波が苦手な方は閲覧注意でお願いします。
展望台の反対側には、小さな島と防波堤があります。近づいてみると小島には鳥居がありました。立島神社というらしいです。残念ながら船でないと渡れないので、限界まで近づいて撮りました。


今回は時期が早かったのですが、5月~8月の間には、アオウミガメが産卵に来るらしいです。ぜひ一度、生で見てみたいものです。
大浜海岸から車で5分ほどで、海の浸食で大岩に貫通穴が空いた恵比須洞があります。道沿いに小さいスペースがあるので車はそこに停めれます。

さっきまでいた大浜海岸が見えました。きれいな海が見えます。
狭い遊歩道を通って、穴の開いた場所まで歩きます。遊歩道はかなり険しい岩場に作られているので足元に注意してください。


洞窟の正面までくると、確かに孔が貫通していて、向こうの海が見えます。自然にできたとは思えない不思議な地形ですね。当然、この孔には激しく波が打ち付けてきます。

洞窟の上は展望台になっています。めちゃめちゃいい眺めです。さまざまな青色を見せる海と、ごつごつした海岸線がぶつかり、ところどころで白波が立っています。太平洋の雄大さを感じます。


南阿波サンラインは、海岸沿いの険しい山道を走る全長14kmの無料道路です。山の中のグネグネした道路ですが、両側二車線の車で走りやすい道です。高い位置から荒々しい海岸と雄大な海が望めます。途中、四つの展望台があるので立ち寄ってみましょう。
〇第一展望台
南阿波サンライン走り始めて数分で、第一展望台があります。

展望台の周りの視界は開けていて、目の前に太平洋が広がります。見渡す限り、吸い込まれそうな青色です。


〇第二展望台
次は第二展望台です。四月中旬ですが、まだ桜が咲いていました。青空もきれいです。

眼下に見える海岸では、岩肌に波が打ち付けて、激しく白波が立っています。

〇第三展望台
ここは入口が分かりにくく、一回通り過ぎてしまいました。海まで距離があるので木々に囲まれて視界が悪いですが、切り立った海岸が見えます。

〇第四展望台
ヤシの木が南国を感じさせます。展望台の目の前が開けているので、視界いっぱいに海が見えます。遠くに小島もたくさんありました。

海と青空と島々が織りなす景色が美しいです。


これで一通りサンラインを堪能しました。途中海岸に降りる道がいくつかあるので、見に行っても楽しそうです。
大自然が作り出す絶景を楽しめるいい場所でした。今度はぜひ、ウミガメの姿を見てみたいものです。
引き続き、室戸岬の紹介ページもご覧ください。